ITCE 教育情報化コーディネータ検定試験

 

2級1次 過去の問題

 2009年 【 問題 】 


■問題の背景■
 学校からの情報漏洩(えい)防止のため,教職員が学校外へ個人情報を含むデータの持ち出しを禁止する 校務情報取り扱い規則 を設けている教育委員会や学校が多数ある。

 しかしながら,ある報告によると,教育・学習支援業種における情報漏洩事件の原因として「不正な情報の持ち出し」と「紛失・置き忘れ」がおよそ4割を占めていることが示されており,このことは他の業種と比較しても顕著な特徴となっている。
 校外へのデータの持ち出しが規制されても,自宅へ仕事を持ち帰らざるを得ない学校現場の実状も考慮し,より現実的な問題解決につなげるために,自宅でも校務の情報を安全に扱うことができるような技術面・運用面の対策の検討が求められている。


【問題】
次の設問にしたがって,「学校における情報漏洩事例」について,テキストファイルにまとめて提出しなさい。

【問1】 実際に学校関係で発生した情報漏洩事件の例をインターネットで調べなさい。
 その結果から,漏洩原因や経緯がことなるものを3件取り上げ,1.発生(もしくは発覚)年月日,2.所在地,3.学校種,4.およその内容(漏洩した情報やその結果) 5.原因や問題点 6.出典(URL)を書き出しなさい。
 ※解答欄は3つに分かれています。1件につき150字程度(300byte以内)でまとめてください

【問2】 一般に,組織からの情報漏洩についての対策では,どのようなことを考えておかなければならないか。いくつかの視点に分けて,箇条書きにまとめななさい。
 ※解答欄は1つです。箇条書きでまとめてください。総文字数100~200字(450byte以内)

【問3】 企業や機密を扱う組織では機密情報を外部に漏洩することなく,社外(組織外)から安全に取り扱うための技術的対策が採られている。情報漏洩回避に対してどのような技術的な対策があるか,調べなさい。その中で,学校でも利用できそうな方法を2つ提案しなさい。
 ※解答欄は2つに分かれています。1方法につき100~200字(450byte以内)でまとめてください。

■回答に対する注意■
  1. パソコンのテキスト・エディタ(メモ帳など)で各問の回答を作成し、解答がそろったら下のボタンをクリックし、フォームに解答を Copy&Paste して送信して下さい。
  2. 各問の解答欄は,上記淡い色の部分に分けて送信するようになっています。それぞれの解答欄には、文字数制限があります。文字数制限を守ってください(多い場合は送信できません)。
  3. 作成中のテキストファイルは,配布のUSBメモリに,ファイル名=受験番号【《受験番号》.txt
     で保存してください。
     また,コンピュータのトラブルに備えて,受験者の責任において配布のUSBメモリに定期的にバックアップをとってください。