ITCE 教育情報化コーディネータ検定試験

 

2級1次 過去の問題

 2011年 【 問題 】 


問題の背景

 私立のA大学(学生数2000名、教職員数200名)は、これまで、学生、教職員全員にメールアドレスを配布し、学内のメールサーバでメール送受信のサービスを行ってきた。今回、クラウドサービスへの移行を検討することになった。

現状の問題点としては、
・Webメールに未対応
・学生の利用がほとんど拡大しない(パソコンの利活用も含め、IT活用は進んでいない)
・家庭と職場の双方で受信しようとすると、メールが散逸する
・メンテナンスや運用にかかわる保守費用が相当額必要
・サーバがダウンすると、メールが使えない(サーバの性能に限定される)
・緊急等に、大量のメールを一斉送信することが困難
などが挙げられている。

現在、クラウドサービスの候補として、 Google あるいは Yahoo Japan が学校向けに提供しているメールサービスのどちらかを利用してはどうかという案が出されている。

【問題】

これに関連して、以下の設問に答えなさい。解答は、テキストファイルにまとめて作成し、
完成したら、提出用フォームにコピーしてWebで送信しなさい。

【問1】 それぞれのサービス内容の共通点や、相違点(そのサービスの特長等)を整理しなさい。

【注】参照したページのURLを記述すること(文字数には含めません)。

●解答の様式
   
【問1a】2つのサービスの共通点(URL等を含まず300文字以内)
【問1b】2つのサービスの相違点(URL等を含まず300文字以内)

【問2】 あなたなら、どちらのサービスを推奨しますか。
 以下のような観点に分け、理由をつけて説明しなさい。
安全性、経済性、拡張性、その他(省略可)

【注】ただし、この問題に記述されていない、判断にかかわる要件がある場合は、仮に設定して論じること。
  (もし、A大学(あるいは学生の特性)が○○○だったら、…… )

●解答の様式
【問2】 推奨するサービス( Google or Yahoo Japan )
【問2a】安全性の観点から(総字数:100~200文字)
【問2b】経済性の観点から(総字数:100~200文字)
【問2c】拡張性の観点から(総字数:100~200文字)
【問2d】その他(省略可)(総字数:0~200文字)

【問3】 (2)で選ばなかったサービスの、
あなたの考える(A大学で導入する場合の)デメリットを説明しなさい。

●解答の様式
【問3】奨励しなかったサービスの問題点・デメリット等(※250~300字)