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平成16年度Eスクエアアドバンス
■プロジェクトのねらい■
【課題】
 グループ単位で学習する野外学習やクラス単位で実施する共同学習においては、子ども一人ひとりが主体的に行動し、自分の発見や感動したことをリアルタイムに表現し、他の子どもの発見や情報と比較し合って考えることがますます重要になり、その学習を支援する個人用のメディアが必要である。一方、最近の携帯電話は、音声だけでなく、文字、画像、映像の移動式の情報発信メディアとして教育利用においても大きな可能性を持っている。特に、最近の携帯電話は、高精細なカメラ、Web接続、高速転送など学習に活用できる実用的な性能を有している。そこで、システム開発・教材開発の観点から、携帯電話の機能を最大限活用した授業実践を行い、実践を通して現時点での教育利用の可能性を洗い出し、教育現場における携帯情報端末(携帯電話)の満たすべき要件を明らかにして、その有効性を示したい。

【有効性・先進性】
 本研究グループでは、昨年度、本プロジェクトにおいて、携帯電話とwebページを組み合わせたユビキタス学習システムを開発・試行した。具体的には、以下の要件を満たすシステムであり、汎用性のある実用システムとしてはわが国初のものであった。
1) 野外などで子どもが1人1台携帯電話を持ち、写真やデータ、意見を入力する
2)発信場所に依存せず、携帯電話からの情報をリアルタイムでパソコンに表示
3) 教室では、プロジェクターなどで投影したパソコン画面を共有し、発表やまとめ学習をすることができる。
  今年度は、積み残した技術的な問題点をクリアし、植物や地域の風景の同時観測(分布調べ)、定点での植物成長の様子など、高精細画像の蓄積を要求される教育的な意義のあるカリキュラムを数多く開発・公開して、他の学校からも利用できるように完成させる。また、教育現場における具体的な学習活動で利用しその要件を洗い出すことで、近い将来開発すべき、個人用学習携帯情報端末の仕様が明確になる。

【成果目標】
 これらの支援システムを活用した学習を、活用案で示すようなさまざまな教科で展開することにより、教科の内容理解に役立てるほか、児童の情報活用の実践力の育成のためのカリキュラムのモデルを示とともに、それを支援するシステムを完成させる。 本プロジェクトの成果は、Webページなどで公開する。学習支援システムは、昨年度のシステムと有機的に結合し、できるかぎり汎用で動作するOS環境の下に開発し、出来上がったシステムは、ソースレベルで教育委員会など、利用希望の組織に提供できるようにする予定である。また、携帯電話を学習に利用する場合のさまざまな問題点についても検討し、導入の手引きや注意点も、Webにまとめ公開する。それらの結果を踏まえ、教育現場に将来必要となるであろう個人用学習携帯情報端末に望まれる機能をまとめる。

■提案プロジェクトの概要■
 最近の携帯電話は、音声だけでなく、文字、画像、映像の移動式情報収集・発信のメディアとして教育利用の大きな可能性を持っている。一方、グループ単位で学習する野外学習やクラス単位で実施する共同学習においては、子ども一人ひとりが主体的に行動し、自分の発見や感動したことをリアルタイムに表現し、他の子どもの発見や情報と比較し合って考えることがますます重要になる。そこで、私たちは、

a)携帯電話を最大限学習に役立てる学習支援システムを開発すること
b)教育的な意義のある実践を数多く試行すること

をとおして、教育現場における携帯情報端末(携帯電話)利用の有効性を示すことを目的としたプロジェクトを立ち上げた。

 本研究プロジェクトでは、まず昨年度に、携帯電話とWWW技術を組み合わせたユビキタス学習支援システムを開発し利用できるようにした。この支援システムは、
 1)子どもが1人あるいはグループに1台携帯電話を持ち、写真やデータ、意見を入力する
 2) 携帯電話からの情報は、発信地が全国どこであっても、Webページを介してリアルタイムで教室のパソコンに表示される
 3) 生徒はパソコン画面上で、自分たちの発信した情報を編集できる
 4) 教室では、プロジェクターで投影したパソコン画面を皆で見つつ、発表やまとめ学習をすることができる
 という要件を満たすシステムであり、その成果はすでにWebで公開している(http://jnk4.org/keitai-project/)。


 さて、携帯電話は次世代に移りつつあり、ここ1年の間に、a)高精細な200万画素を超えるものを撮影・送信できるもの b)映像を併用したテレビ会議機能をもつもの c)GPSや音声録画、辞書機能をもつもの などさまざまな機能が付加されたものが市販されるようになった。また、d)パケット通信の定額制などが導入され、通信コストを気にせず、大容量の情報をやりとりできる など、機能的にもコスト的にも大きく発展している。

 そこで、2004年度は、これらの新しい機能を活用し、精細な画像をも取り扱える情報交換システムにバージョンアップさせるとともに、植物や地域の風景の同時観測(分布調べ)、定点での植物成長の様子など、高精細画像の蓄積を要求される教育的な意義のある実践的なカリキュラムを開発することにした。

 これらの実践をとおして、学習端末としての携帯電話の機能を明らかにし、今後の発展に寄与したい。







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